こんにちは、ハカセです!!
最近、本読んでますか??
僕は基本的に小説を読まず、専門書やビジネス書のようなものばかり読むのですが、
今回、一度試しに!と思ったので、
伊坂幸太郎さんの、『サブマリン』を読んでみました。
『サブマリン』は、書店でも平積みされるほど話題の作品なので、気になっている人も多いのではないでしょうか??
気になっているけど、読むか迷っているというあなたに向けて、
この作品を読む価値があると言える理由を3つピックアップしてご紹介します!!
ざっとあらすじ
家庭裁判所調査官の、武藤と問題の多い上司・陣内が、
様々な事情を抱えた加害少年と向き合い、暗闇を照らして行く物語です。
1.小説嫌いでも読みやすい
一つ目の理由は、「小説嫌いでも読みやすい」ということです。
冒頭でもお話ししましたが、僕は基本的に小説を読まないのですが、
この作品は、なんの苦もなく読み切ることができました、
なぜなんの苦もなく読み切ることができたのかという理由は、残りの2選が教えてくれるでしょう。
2.登場人物「陣内さん」
あらすじでも出てきましたが、問題の多い上司・陣内さんは、この作品の最重要人物だと僕は思っています。
陣内さんは先入観がなく、誰にでも等しく差別の全くない対応をする人間です。
ゆえに、問題も多いのですが、その人間としての「大きさ」のようなものが、読者を惹きつけるのだと思います。
陣内さんを見ていると、自分の人間関係の悩みなんてちっぽけだと思えてきます笑笑
また、陣内さんは、読者にあるものを授けてくれます。
それは、「行動力」です。
先入観がなく破天荒な陣内さんは、自分が正しいと思ったことは、すぐに口にし、行動します。
そのスピード感が、なんとも気持ちよく、自分も行動していこうと思わされてしまいます。
それが読んでいてとても楽しいんです!!
3.読者が考える余白
作品の中で出てくる加害少年たちが起こす事件が、殺人事件などの重たい事件ということもあり、
何が善で何が悪なのか判断するのが、とても難しい問題ばかり起こります。
そこで、大事になってくるのが「読者それぞれの考え」です。
つまり、正解が一つあるわけではなく、読者それぞれに正しさがあるので、
「考える余白」
がとても多くあり、楽しめる要素になっています。
おわりに
1.小説嫌いでも読みやすい
2.登場人物「陣内さん」
3.読者が考える余白
以上の3つが、この作品を読む価値ありと判断させうる理由です!!
「陣内さん」は本当に、読んでいて元気付けられます。
今悩んでいる人にもお勧めできるような作品です。
もう、読みましょう!!笑笑
今回は以上でーす^^